今月8日の深夜、東北地方の沖合で発生し、青森県八戸市で観測された震度6強の震災を受けられ、お怪我をされた方々へのお見舞いの言葉および、ご無事と最小限での被害と1日も早い日常の復興を、この場をお借りし心よりお祈り申し上げます。
たった1年を光陰矢の如しで例えるには、いささか大袈裟な気も致しますが暦はもう12月を迎えました。「いや~今年ももう12月になったですね~」と顔を合わせた人達と言い合うのが毎年この時期の風物詩のようになっていますが、本当に過ぎ去って行く日々が早いものは早く、思わず口をついて出る常套句となりました。
今年も関係者各位の方々や、ご家族の皆さまのお力添えにあやかり、無事年末を迎える事が出来たことを職員一同、心より感謝しております。
この間お世話になっている年上の人たちと今の自分たちの年齢を軸に重ねてきた時間や、これから受け入れて行く時間について話してみました。今までの30年間とこの先に訪れる30年とでは同じ年数でも中味や過ごし方がかなり異なってきます。もちろん分野によっては20歳ごろと変わらない貪欲さで学び吸収し、がむしゃらに習得することに時間を費やす部分もありますが、ただイタズラになり振りかまわず己を中心に走り続けるだけでなく、周りの人たちへの配慮も忘れずに調和の尊重も必要不可欠です。色んなものを頂戴して頂きながらの数十年でしたが、これからは(すでにだったかも知れませんが(笑))与える側にもまわりながらの歩の進め方も大切ですね。僕が1番無駄にしたくない物は〝時間〟であり、無論当然のごとく人様の時間もしかりです。多分、生まれてからそれぞれに与えられた人としての財の中で、もっとも貴重でかけがえのないものは健康と時間ではないでしょうか。それをどういう風に色付けをしながら、最後に満ち足りた使い方が出来たかどうかは、結局その人次第になるのでしょう。欲を言い出せば願望には際限がありません。しかし今のところ僕は次の瞬間が最後の時になったとしても、微塵の後悔もない毎日を過ごさせて頂いています。それもこれも、ひとえに携わって下さる皆さまのお蔭様だと切に考えております。
皆さまとってはどんなこの1年であり、また現在までの時間を過ごして来られましたか?まだクリスマスも迎えていませんが、松任谷由実の『恋人はサンタクロース』を飛び越して『A HAPPY NEW YER』をしんみりと聴き浸りたい気分です。
もうじき訪れる新しい年も皆さまにとって、さらに輝く素晴らしい1年になられますことを祈願させて頂き、この年のお礼とご挨拶にさせて頂きたいと思います。
皆さま、良いお年をお迎え下さい。今年も本当に有難うございました。来年も豊寿会、各姉妹施設をどうぞお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。
令和7年12月某日 にゃんこ部屋管理人
先週の後半から発熱は無かったものの、数年ぶりに風邪をひいたみたいでした。初めの何日かは市販薬で凌いでいたのですが、一向に回復の兆しが見えず、週明け久しぶりに耳鼻科へ通院しました。うっかり問診票に申告し忘れていた、気になる症状の部分を診察の時にお医者さんに見事に指摘されたのですが、やはり頭の良い人は一味違うなと思いましたね。処方してもらった薬を服用し、その晩から喉の痛みが治まり、それだけでもかなり楽になりました。僕のような1人暮らしですと体調がすぐれない時でも、毎日最低これだけは済ませておかないといけないという家事があり、普段は何でもない作業でも、体調不良の時はそれをおこなうのが難儀です。数日経っても倦怠感は相変わらずで私生活では極力の安静を意識し、今週の休みの1日目はほとんど横になっていましたが、2日目の遅い午前中、寝てばかりではかえって身体に良くない気がしまして、晴れの陽気に恵まれていたこともあり、愛車の鍵を手に取り馴染んだ運転席に乗り込みました。いつもながら思う事ですが、部屋のベッドの上でくつろぐより、愛車のシートに身を預けている時の方が心地良く感じますね(笑)
初度登録から24年落ち走行距離19万㎞超えの相棒は、年季を一切感じさせずにいつでも僕の期待以上にその要望に応えてくれています。
ハンドルを握り市街地を後にし、並みならぬ情熱を注ぎ中世オランダの街並みを本格的に模した巨大なアミューズメント・パークを通り過ぎ、広がる田んぼの風景と竹林や樹木が覆い茂るカーブ続きの坂を走り抜ければ右手に海が顔を覗かせる港がある町。スピーカーからは古い日本のロックバンドが振り絞る極上のバラード、レッド・ウォーリアーズの『Party Is Over』。ちょうど先週、鍵盤楽器の経験があられる女性とこのバンドの話をしていて、〝良い曲は時代を超えて受け継がれますね〟とその方がおっしゃられましたが、本当にその通りだと思います。過ごしやすい天気と郊外のなだらかな傾斜の1本道。時が止まった様なゆるやかで贅沢な数分間。
いくつかの街を越え、目的の場所へ着きました。以前、ドライブコースに詳しい友達の案内で2回来たことがありましたが、今回は単独でしたので方向音痴の僕1人で迷わずに辿り着けるか多少の不安がありましたが、無事に到着することが出来ました。休憩中らしい1台の営業車が止まっている、平日の閑散とした駐車場。佐世保より少し風がありましたが、抜群の見晴らしで倦怠感も吹き飛び、やはり来て良かったです。誰もいない散歩コースをのんびり歩き、ちょっと先の上空では翼を大きく広げた2羽のトンビが気流に乗ってその場で揺れていました。鳥たちも暖かい秋晴れのこの昼下がりを楽しんでいるように見えましたね。羽を動かす事なく身体の向きを変えるだけで上昇したり、少し離れてみたりしていたトンビ達でしたが、何度か羽をはばたかせると風の力も相まってか、瞬く間に高く遠ざかって行きました。ふと我に返ると、そこはいつもより空に近い場所。遊歩道を歩いていると途中の眼下には海に突き出た長崎空港が小さく目に映りました。
駐車場に戻り車を走らせ来た道を下り、またいつもの日常へ。佐世保までの途中の内海は普段より波があり、海面には至る所で白い波しぶきが立っていました。イギリスのお騒がせバンド、オアシスの『Don’t Look Back In Anger』を聴きながら西に傾きかけた太陽に照らされた地元までの帰り道。
万全の体調ではありませんでしたが、ゆっくりと自分の時間を楽しめた良い休日でした。
僕の他にも呑みの約束をしていた先輩も風邪をひいたりして予定を中止したりの1週間でしたが、インフルエンザもまた流行り出してきているみたいですので、皆さまもくれぐれもご用心下さい。
令和7年11月某日 にゃんこ部屋管理人
